作品一覧へ
Bluebell Hollow
z 1 · 樹冠越しの空(手続きの光溜まり)
z 2 · 奥の霞と、遠くの花の帯
z 3 · 中景の樹冠(葉の透過光)
z 4 · 3D 林床(幹 + 地形 + 鐘花 + シャドウマップ)
z 5 · 手前の幹(樹皮を手続き生成)
z 6 · 手前の樹冠 + 葉ボケ + 塵
z 7 · Bloom 合成 / 色調 / ビネット / グレイン
English bluebell wood · procedural · 7 layers
Bluebell Hollow
この一枚の作り方
写真も既製の3Dモデルも使っていません。形・色・音のすべてがコードから出ています。
- レイヤリング
- z-index で7枚。奥ほど強くぼかし、視差の量を変えて奥行きにしています。「レイヤー分解」中に1枚をクリックすると、そのレイヤーだけ全画面で見られます。
- モデリング
- 鐘花は「細い筒 → 6裂 → 外へ反り返る先端」を数式で生成。イギリス種は花が茎の片側だけに付いて強く俯くので、そこまで作り分けています。
- テクスチャリング
- 樹皮・林床・葉の斑は canvas に value noise の fbm を描いて生成。画像ファイルは0枚です。
- ライティング
- 樹冠色の半球光(アンビエント)+ 平行光1灯。地面の照り返しを菫色にして、下から花の色が回り込むようにしています。
- シャドウマップ
- 2048² の PCF。幹だけが影を落とし、草は落とさない(見えないコストなので)。
- 木漏れ日
- 樹冠の「抜け」を焼いたクッキーを上から投影し、床にも花にも同じ斑を掛けています。
- Terrain
- 150m 四方の平面を fbm で起伏させ、幹も花も同じ高さ関数の上に立たせています。
- FOG
- 指数フォグ。奥を光に溶かす「ふわぁ」はほぼこれが担当です。
- スモーク / フリップブック
- 煙の連番を 4×4 のアトラスに手続きで焼き、時間でコマ送りしています。回転で誤魔化していません。
- 蛍 / レインシューター
- 奥のほうにだけ、ひと粒ずつゆっくり漂う光。雨は落として下端で戻すだけの素直な実装です。
- Bloom
- 閾値を下げ半径を広げて、光の抜けと花被の透過だけが柔らかく滲むようにしています。
- カメラ
- FIX → ドリーイン → トラッキング → ズーム → ティルトアップ → ロール → パン → ドリーアウト を、途切れない1カットとして極端にゆっくり回しています。画面をドラッグすると自由視点(ヨー±37°・ホイールで寄り引き)。「カメラ」ボタンで自動に戻ります。
- 小花
- 絨毯の隙間と幹の根元にスミレ風の5弁の小花を3,800輪。幹は30mまで伸ばし、上部は樹冠の緑に沈めて2Dの樹冠レイヤーへ刺しています。
- 雨のフィナーレ
- 一周の終盤に薄い雨が7秒。木漏れ日と露出がゆっくり沈んで靄が増え、上がった直後の6秒だけ花の青が冴える「雨上がり」。雨は 遠=靄 / 中=3D の粒 / 近=z7 の雨筋 の3段で、レイヤーは増やしていません。
- 音
- 音源ファイルなし。Web Audio でドローン・風(帯域を絞った雑音)・鐘(ペンタトニック)・遠くの鳥を合成しています。風の音量は絵の風と同じ関数から引いています。
写真もAI画像も使わず、形も色も音も全部コード。「手法」ボタンで作り方が開きます
z4 は three.js(幹 + 地形 + 鐘花9,500株 + スミレ風の小花3,800輪 + シャドウマップ + FOG + 靄)
カメラはひとつづきの1カット。終盤に薄い雨7秒 → 雨上がりの青。ドラッグで自由視点・ホイールで寄り引き
drawing the wood…